ペーパーストリート・コーヒーカンパニーのルールその1は、ペーパーストリート・コーヒーカンパニーのことを決して口外するな。もう遅いけど。

    映画『ファイト・クラブ』に出てくるペーパー・ストリートからその名をとった、この明るいガラス張りのコーヒーショップは、人間観察にもってこいの場所だ。(ちなみに「ペーパー・ストリート」とは、地図には記載されているものの、実在しない通りや道の総称である。)

    この店のスペシャリティーの焙煎コーヒーは、ヘッドバリスタ自身によって厳選され、常に最高の状態をキープできるようストックされている。想像してほしい———シングル・オリジンのコーヒー、様々なドリップのオプション、卓越した水出しコーヒー、そして飲みなれたエスプレッソ系のドリンク達(オーソドックスなメニューにハズレはない)。

    賑やかな華山1914文化創意産業園区に程近いため、窓際からの人間観察には事欠かないが、程よく隔離されたロケーションなので、長い夜の後に静かな場所でリラックスしたい時にも利用できる。

    ただし忠告はしておく。どんな癒しの空間でも、前夜に酔っぱらった勢いで送ってしまった携帯メールを取り消すことはできないので、あしからず。